室内トランクルーム需要が高まる要因
①マンション延床面接の狭小化
専有面積については、70㎡台の供給比率は過去三年間で38.7%⇒32.9%⇒32.6%と減少傾向を示し、50㎡台は7.6%⇒8.4%⇒9.0%と拡大しており、60㎡台も2020年の18.4%から2021年は23.0%へ増加しているとしている。いずれも2012年を100とすると、着工戸数は85.3%へ減少し、延べ床面積は70.5%へ縮小、敷地面積は66.0%へ落ち込んでいる。「マンションデータ白書2021」より引用
②在宅勤務・テレワーク勤務の普及
東京都のテレワーク普及率は約3割となっているため、東京都近郊に住む千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県の人口は増えています。また、全国平均でも約15%と7~8人に1人の割合で在宅勤務を取りれた働き方になっています。この働き方の背景に上記のマンション事情が重なるとトランクルームの利用が加速しそうです。
③認知度が高まり利用者が増えるため
2021年10月6日時点、「トランクルーム」の認知率は約81%、現在利用率は約5%でした。全体で“およそ100人に5人くらいが利用している”イメージを持たれているようです。そして、今から1年後には、現在の2倍以上である”およそ100人に11人くらいが利用しそう”というイメージを持たれています。
数年前の調査になりますが、利用率はまだまだ低く今後も利用者は増え続けると思われます。10代~20代の認知度が高まると更なる利用が見込めます。