Q：口下手（緊張体質）なので、面接でうまく話せません。
どうしたらよいですか？
中小企業で19年勤務。上場企業で２年勤務（在職中）。
人事経験は14年以上になります。
その経験から役に立ちそうな情報をお伝えできればと思っています。
A：面接ではうまく話すことは意識せず、熱意を伝えるようにしよう
選考は流ちょうにアナウンサーのようにペラペラ話せる方が通る訳ではありません。一生懸命さや誠意を伝える場です。ただ、選考に進む学生は基本的に一生懸命さや誠意を持って挑んでいますので、少しでもうまく伝えられる練習を行うようにしましょう。
面接の質問でよく出る、志望動機・自己PR・学生時代に力を入れたこと。は話せるようにしておきましょう。友人やキャリアセンターに協力してもらうと良いと思います。
面接が苦手と思う方は、志望企業の面接前に他の企業の面接を受け経験を積んでおきましょう。
話が少し脱線しますが、現職では障がい者の採用も行っております。先日、脳性麻痺の影響のため頭で思い描いている言語を言葉にするには時間を有し、何度も言葉が詰まってしまう方の面接を行いました。ただ、その方の素晴らしかったところは、最後まで諦めずに自分の想いを伝えきったところです。面接時間は通常の1.5倍ほど掛かりましたが、その一生懸命な姿を見て目頭が熱くなりました。その方は、うまく話せませんでしたが採用となりました。
うまく話せなくても構いませんので、熱意を伝える練習は行いましょう。面接官に熱意は伝わります。そして、最後まで諦めずに臨んで下さい。
良い結果が出ることを祈っております！
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