倒産する会社の特徴を3つ挙げると、以下のような要素が考えられます。
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1.競争力の低下
市場競争が激化し、企業の競争力が低下している場合も倒産のリスクが高まります。顧客離れや市場シェアの減少、新興企業や競合他社に対する差別化の欠如などがその兆候として挙げられます。
2.財務の悪化
倒産の兆候として、企業の財務状況が悪化していることが挙げられます。収益の減少、利益の低下、負債の増加など、財務指標が悪化している場合は注意が必要です。
3.経営陣の問題
経営陣の問題も倒産の要因となり得ます。経営陣の経験不足、意思決定のミス、経営戦略の欠如などが、企業の持続的な成長を妨げる可能性があります。
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新卒で入社し19年間務めた会社がまさに3つの条件を満たしていました。
新卒で入社した会社はパチンコ店に景品を納める専門商社で入社時の2003年頃は業界にも勢いがあり業界全体での売り上げが30兆円産業と言われていた時代でした。
ただ、徐々に若者のパチンコ離れや人工減少など市場シェアの減少【競争力の低下】の時代に突入。そこにとどめを刺したのがコロナでした。パチンコ店の運営自粛。連日、パチンコ店で遊戯する方への過度なバッシングもあり、客離れが加速しパチンコ店舗の倒産も増加、パチンコ店に商品を納める業者の財務状況が悪化しました。
仕事が一気に無くなり余儀なく4~5か月、自宅待機する社員が発生するほど収益が減少【財務の悪化】し肩たたきが始まりました。全盛期、250名の従業員がコロナ後は50名程度に。そして将来が見えない会社に見切りをつけ優秀な人材から転職、その中には経営陣も含まれており、ここからの再生はかなり厳しいものと思われます。【経営陣の問題】
ここまで読んでいただいた方の中には、今勤めている会社も倒産しそうな企業の条件が1~2個当てはまる。という方もいるかもしれません。私も同じような経験をしてきたので気持ちはわかります。
若干の希望を抱いたり、定年までは大丈夫、家族もあるのでギャンブルはできない。
私は42歳で転職したのでかなりの挑戦でしたし子供も当時、小学生が2人でした。
それでも転職して今は良かったと思っています。
待遇面も大幅に改善しました。以前の待遇がかなりブラックだったのですが。。。
縮小業界で給与UP・福利厚生の充実には限界がありますが、伸びている業界にはチャンスがあります。
倒産しそうな企業の特徴にあてはまる会社で勤めている方でも諦めずに転職活動を繰り返し条件が合う企業があれば、転職をおすすめします。
恥ずかしながら私は100社以上にエントリーして1社内定です。
転職活動期間も1年半とかなり苦しみ、途中心が折れました・・・
毎回、お断りメールが届くたびに少しずつ自信を失い
最終面接までいっては不合格・・・
ただ、その経験が転職する方の気持ちや、お断りされる方の気持ち
人事目線から、求職者目線でのモノが見れるようになりました。
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