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【現役人事が伝授】企業選びで重要なのは社員のモチベーション

私は中小企業、上場企業の人事を12年以上経験してきており、その経験から他では書いていないシンプルな企業選び方法を伝授したいと思います。

 

一般的に企業を選ぶ際に重視すべき点は

①健全な財務状態 ②変化に対する適応力 ③顧客志向などがあげられます。

勿論すべて重要な項目になりますが、違う視点から企業選びの簡単な方法をお教えします。

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会社選びで重視して欲しい点
働いている社員のモチベーションが高いか

です。

それをどこで見極めるかですが、選考時の面接や職場見学になります。ホームページのみで判断は危険です。また、口コミも100%信用しないほうが良いでしょう。

 まずホームページについてですが求職者が魅力を感じるように作り込んでいます。人が集まりにくい企業ほどお金をかけて作り込んでいる印象です。売れる商品は勝手に売れて宣伝・広告が不要なのと一緒です。

 口コミは基本的に退職した人が投稿しているのでネガティブな内容が多くなっています。ただ、信ぴょう性が高い記事もあるので判断材料に使うのも良いと思います。企業によっては、口コミサイトが見当たらない企業もありますが、ネガティブな口コミが見当たらないので安全。という思考は危険です。ネガティブな書き込みに対しお金を払うと下位表示にするサービスがあり、人が集まらない企業はホームページを作り込み、ネガティブ口コミはお金を払い下位表示にしている企業が多いです。

 

 そこで冒頭にお話しした『働いている社員のモチベーションが高いか』につながってきます。働いている社員になりますので、選考に進んだ際に面接時や職場見学で見極めましょう。

 面接が1回でWEBのみで内定が出た際は、実際に働く職場見学を申し入れましょう。そこで職場見学がNGな会社は内定辞退をおすすめします。これは、結婚相手の家族と会わずに結婚を決めるほどリスクが高いです。これから一緒に働く職場の雰囲気を見る事は非常に重要です。

 昼食1つでも企業のカラーが出ます。現職では自席か外食で昼食を済ませます。自席で食事をする際は食事を終えると仮眠かネット検索をする方が多数です。前職は社員食堂か食事スペースで昼食を行うので昼食時も社員と接して食事を行います。どちらも良い悪いではなく向き不向きです。電話が鳴り響いているオフィスや静寂の中、仕事をするオフィス。席も指定かフリーか、服装など企業のスタイルが出ますので絶対に職場見学を行いましょう。

 職場見学を拒む企業また、人事以外の社員との接触を拒む企業への入社はオススメしません。人事はある意味、自社の魅力を伝えるのが得意な人たちです。実際に配属になる方との接点を設けてもらい、自身が気になる質問をしましょう。繁忙期・閑散期の残業時間や有給所得率や在宅制度がある企業であれば、実際にどの程度利用しているのか。など

入社後に聞いていない。とならないように気になる事は入社前に確認しましょう。

その質問の中で、何故この会社で働いているのか。など違う視点での質問を行い、社員のモチベーションの高さを表情や声のトーンで確認しましょう。

 

 なぜ私が社員のモチベーションをここまでこだわるのか。それは変化が激しい(VUCA)時代に入り多様性が求められる時代に入った事が大きいです。右向け右の時代では多様性は邪魔でしたが今は色々な考えの社員を雇用しイノベーション(革新)をお越し続ける必要があります。イノベーションは異質と異質のぶつかり合いで起こります。

 

そのため、今後成長していく企業の条件には社員のモチベーションが高いこと。

Well-Beingに取り組んでいる企業、心理的安全性の理解・教育を行っていく企業が残る時代です。

 

面接時・選考時、職場見学の際にその点を見極め、企業選びを成功し良い就活・転職活動にして下さい。

 

 

 

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